サルバドール「プチ留学」

「サルバドール一人旅」といっても1人なのは航空機の中だけでサルバドール到着後にはお友達のCalorinaさんに全ての行動をお任せ♪という頼りっきりの旅だったのだけれど着いた初日は「愛犬のコリンちゃんと遊んだりお子さんのサッカーを見たりして普段のCalorina家にお邪魔したい!」という何とも一方的なお願いを踏まえて旅のプランニングをしてくれたCalorinaさん♪
到着後に連れて行ってくれたサルバドール名物「アカラジェ」をつまんだビーチの見えるレストランを後にして一路向かったのはこれまた空港近くにある
真っ白な砂丘にある湖、「Lagoa do Abaeté」(ラグーア・ド・アバエテ)まさにサルバドールのレンソイス♪地元の学生たちがダンスの練習をしていたり恋人たちが寄り添っていたりと静かでのんびりとした雰囲気の公園にある砂丘と湖。もちろん泳げるこちらの湖、足の角質を食べてくれるお魚さんも住んでいるとか…サルバドール、ちょっと移動すればビーチで泳げたり魚がとれたり(実際アカラジェを食べているときにビーチで釣ったタコを抱えているおじさんもいたし)そしてこんな白い砂にうかぶ湖で泳げたりと都市でありながら自然豊か。でも都会とはちょっと違ったの~んびりした雰囲気でとにかく気持ちがいい!日本に住んでいてブラジルのことを何も知らなかった頃「ブラジルってきっとこんな感じなんだろうな~」と想像していたブラジルってまさにこんな感じ。強烈な日差しに白い雲、真っ青なビーチ、そしてゆ~ったりとした時間が流れていました。
ちなみにこちら、「赤信号まであと何秒かが分かるカウントダウン式信号」サルバドールがブラジルの先駆者として取り入れているそうでこれ、人も車も交通マナーのむちゃくちゃなサンパウロにも是非導入してほしいな~こうして車を走らせること数十分、Calorinaさんのお宅で遂にドキドキの初対面!
コリンちゃ~ん会いたかったよ~
花よりちょっとお姉さんのコリンちゃんとにかく大人しくてとってもとってもお利口さんお客さんが来ても飛びつきも吠えることもないしとにかくママが大好きで絶対にママから目を離さないのです。
ママのそばに寄り添ってこうやって静かにしていることなんてお子ちゃま花にはありえないことで…同じビーグル、同じブラジル生まれでここまで違うとは飼い主がどうやって接するかがいかに大切なのか痛感しました
さて、その後コリンちゃんのお散歩にも同行させていただいた私。ご自宅から5分歩けばそこはもうビーチ!う~んウラヤマシイ!!
昼間の日差しが和らいで海風が気持ちいい夕方のビーチにはお散歩をしたり、ベンチに座って海を眺めている人たち。コリンちゃんもさすが海辺の住人だけあって青い海が良く似合っていて満面の笑みでした
さて夕方過ぎになってCalorinaさんの御長男のコイ君のサッカーの試合を見に行った先はご自宅から徒歩で数分内にあるスポーツ施設。こちら、銀行の福利厚生で作られた施設だそうでプールやサッカー場をはじめいろんな活動ができるようになっていて沢山の人が思い思いのスポーツを楽しんでいました。社交ダンスを練習しているグループや
空手の道場もあって
サッカーも小学生とは思えない技の持ち主ばかり。さすがサッカー大国ブラジル!Calorinaさんによると、このクラブチームではとにかく試合、試合でその中からゲーム感覚を身に着けさせるようにするのが指導方針だとか。日本のようにまず基礎練習から、というのとはちょっと違うらしいのだけれど素人の私が見ていて「面白い」と思う試合を小学生がしているのだからブラジルサッカー恐るべし。この日私たちの目の前で2ゴール、2アシストと大大大活躍のコイ君。ゴールを決めた後の格好いいポーズを興奮していて写真に収め忘れたという大失敗をしてしまいました…Calorinaさん、コイ君本当にごめんなさいね
夕食はまたもCalorinaさんご一家におじゃま虫をして皆で近所にある外ごはんが気持ち良い開放的なBarにて美味しいご飯
こちらは「Carne de Sol com Aipim Frito」「Carne de Sol」は太陽の肉、つまり干し肉のことでそして「Aipim」(アイピン)はお芋の一種。「São Pauloにはなくてサルバドールならではの食べ物を」といろいろとオーダーしてくれたCalorinaさん。Carne de SolもAipimも今までに食べたことのない味と食感で塩加減も控えめなくらいでとても食べやすく美味し!!
「Bolinho de Peixe」は白身魚のコロッケ。バカリャウ(干し鱈)のコロッケはサンパウロでもあるけれど白身魚のは初めて。干し鱈より塩味が控えめで優しい味で美味しかったです。
そしてこちらはこれまたサルバドールならではの貝、「Sururu」(スルル)のスープ「Caldo de Sururu」スルルは小さなアサリみたいな貝で臭みもないしマンジョッカなどのお芋のとろみやネギやスパイスなどの味付けが優しいスープ。「私たちはいつだって飲めるから全部飲んでいいよ」というお言葉に、ついつい遠慮のかけらもなく1人で全部飲んでしまうほど美味しかったのですそしてお肉のピッカーニャも絶品だということで玉ねぎたっぷりのピッカーニャも頬張ったのだけれど出来立ての湯気ホッカホカのピッカーニャを撮ったはずの写真は湯気でボッケボケで正体不明となってしまうというこれまた大失敗をしてしまったのでした…今回の旅、Calorinaさんのご厚意で普段のサルバドールの生活を体験させていただいた私。道を歩けば日本人や日系人に必ず出会ったり日本語で買い物もできるSão Pauloとは違い主にアフリカ系の人が多く住むサルバドールは同じブラジルといえどもサンパウロとは雰囲気が全然異なっていてその中でいろんなご苦労を乗り越えて今のサルバドールの生活を楽しんでいらっしゃる姿を見て自分のサンパウロ生活やポルトガル語の勉強などについていろいろ考えさせられたし、もっといろんなことに挑戦しなくちゃと思わされた私。まだまだ着いたばかりだったけれど「プチ留学」させてもらったようなサルバドール1日目だったのでした。
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