近所で買うことのできる、いわゆる「プレーンヨーグルト」たち
価格はスーパーにある物だと1.2へアイス~1.8へアイス(60円~90円)とそんなに高価ではないのだけれど、ブラジルでは一般的にヨーグルトというとお砂糖が入っていたりフレーバーが入っていたりまたは「飲むヨーグルト」の方が圧倒的に需要が高いのでプレーンヨーグルトは日本のような大きいサイズのパックは今のところ見たことがないしお味の方も個人的にはまだ納得のはないだけれど料理にはこれ!そのまま食べるのに食べやすいならこれ!体のことを思うならこれ!と食べ分けもできるのでちょこっとご紹介
まずこちら「FAZENDA」はロングライフ牛乳が主流の中、ブラジルでは数少ない「生乳」を製造しているメーカーのプレーンヨーグルト。左の「Desnatado」は牛乳から乳脂肪分を分離したという意味、つまり「低脂肪牛乳」で作ったヨーグルト。「Desnatado」バージョンはやっぱり味はかなりタンパク。そして右の「Natural」(ナチュラル)バージョンも他社製品に比べるとちょっとコクと酸味にかける感じ。でも癖がないのでお料理やデザートには適していると思う。
お次は、こちら↑の2種。価格帯としては低い部類に入るのだけれどその理由としては原材料の違いかな。☆ leite desnatado →低脂肪牛乳☆ leite desnatado reconstituido →成分調整牛乳☆ creme de leite → 生クリーム☆ leite em po desnatado → スキムミルクと4種類の乳脂肪と乳酸菌で作られているヨーグルト。触感的には日本のそれと似ているし味もまあまあ酸味があるけれどいろいろ混ぜるんじゃなくて「もっと自然なままのはないのかなぁ~」とついつい思ってしまう・・・でも右の「batavo」は170gと他に比べて少量なので1回で食べきるのにはちょうど良いです。
そして大手メーカー「Danone(ダノン)」の「ACTIVA」に「Nestle(ネスレ)」の「Nestle」。知名度もあるし信頼できると購入している人が多いと思うけれどこの2つ、プレーンヨーグルトにしては触感がやたら「モチモチ」していて個人的にはいまいち苦手・・・(好みは人ぞれぞれなので単なるご参考まで)成分表示をよく見てみるとネスレは「leite reconstituido integral(成分調整牛乳)」と「fermento lacteo(乳酸菌)」、ダノンのACTIVAは「leite integral(牛乳)」、「leite integral reconstitiuido(成分調整牛乳)」、「leite em po parcialmente desnatado(脱脂粉乳)」と「fermento lacteo(乳酸菌)」、そして「Bifidocacterium animalis(動物性ビフィズス菌)」が含まれているらしい。腸内環境に「ビフィズス菌」!とくればやっぱり「ダノン」なのかもしれませんがただしこの「ダノン」の「ACTIVA」、気になる「もちもち」触感をあえて出しているのか、唯一、「CONTEN GLUTEN(グルテン有)」なのでグルテンアレルギーの方には要注意!「Pode conter traços de castanha de caju」(カシューナッツの成分を含む可能性あり)となっているのであのモチモチ感はどうやらカシューナッツ成分によるものだったようです。
で、最後にこちら、ヨーグルトとチーズの中間的な「Coalhada(コアリャーダ)」原材料は「leite integral(牛乳)」と「fermento lacteo(乳酸菌)」のみ。(たぶんもう少し酵素が入っていると思われます。詳しくはこちらをご参照)日本名ではヨーグルトっぽい固形物を「カード」、その上澄み液を「ホエー」とか「乳清」とか言うらしい。スーパーで売られているのは少ないけれどアラブ料理店には必ずこの「Coalhada fresca」(フレッシュ・コアリャーダ)と「Coalhada seca」(乾わいた・コアリャーダ)があって前者がよりヨーグルトっぽく、後者がよりチーズっぽいお味なのだけれどちょっと酸味は強いけれど菌で自然に固まった感がとっても体に良い感じで大のお気に入り乳清(ヨーグルトの上澄み液)もたっぷりの「Coalhada fresca」(フレッシュ・コアリャーダ)、こちらはあまり日持ちせず、そして1パック8へアイス(約400円)とお高めだけど刻んだミントやキュウリと混ぜてサラダ感覚で食べるのも美味。体に良さそうな酸味しっかりヨーグルト、ジャルジン地区のアラブ料理店「MISKI」にて購入できます
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