ブラジル料理の代表格といえば「フェイジョアーダ」
ソーセージとか干し肉とか豚の耳とかあばら肉とかと黒豆(フェイジョン)を基本、ニンニクと塩と月桂樹で煮込んだものをご飯とコービ(ケール)と一緒に食べるブラジルの国民食。フェイジョアーダは黒人奴隷たちがルーツだとか言われていて食べた後はお腹一杯で動きが鈍くなるからフェイジョアーダを食べるのは週のうち水曜日と土曜日のお昼だけという名残があってかサンパウロでは水曜日と土曜日のランチはポルキロやバールの定食メニューでフェイジョアーダが食べられるのだけれど
ここBolinhaは1946年創業のフェイジョアーダの専門店。いつ行っても定番料理フェイジョアーダが食べられるのにやっぱり何とな~く土曜日になるとフェイジョアーダが食べたくなってお客さんでいっぱいの土曜日のお昼に出かけてきました。
お店のHPでメニューを確認するとフェイジョアーダ以外のメニューもあるらしいけれど行った日が土曜日だったからか見事にお客さん全員フェイジョアーダ!花子家、席についてもメニューももらわずたしかオーダーもしなかったけど自動的にフェイジョアーダが出てまいりました前菜には豚油やマンジョッカイモのフリットや干し肉Bolinha(ミニコロッケ)、パンデケージョ(チーズパン)と正に定番の前菜メニュー。特に豆の煮汁の上澄みのスープ「カウド・デ・フェイジョン」は刻んだパセリがアクセントの優し~い味で花子家のお気に入りで、早速
フェイジョアーダ登~場~壺ごとオーブンに入れて調理しているらしくテーブルの上でもしばらくグッツグツ!すべてがおかわり自由なので少なくなったらまだ食べきらないうちに次のフェイジョアーダが出てきちゃったのだけれど「カレー食べ放題じゃないんだからそんなにお肉と豆とご飯ばかり何杯も食べられないよ~」とか何とか言いながらなぜか食べられちゃうフェイジョアーダ
フェイジョアーダとは必ずセットでついてくる御口直しのオレンジがまた良い仕事をするんだな~マンジョッカ芋の粉を炒めた「ファロッファ」とかピメンタ(ブラジルの唐辛子)をかけていただくのもよし、
何もかけずにこれら3点を混ぜて食べるのもよし。それぞれ自己流のフェイジョアーダの頂き方で土曜のお昼を楽しんでいる人々でいっぱいの人気店でした。もちろん、その日の晩御飯はお腹一杯で何~も食べられなかった花子家。夕食を作り始めるいつもの時間になってもキッチンから何の匂いもしてこないことに
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