ブラジルから日本へいかに我が愛犬を滞りなく輸入できるか。
というのがもっぱらの懸念事項。これはワンコオーナーにとどまらず海外で動物(主にワン&ニャン)を飼っている人にとっては大きな心配事の1つであるのは間違いない事でだからあと約2か月で日本へ帰国する今この段階で私がどうやって手続きを進めているのかをブログに書き留めておくことはいつかどこかで誰かの役に立つと思うので進捗状況のご報告。
まずは基本事項。ブラジルの場合は狂犬病の発症が認められている地域なので狂犬病の血清抗体値を証明する必要が有り。流れとしては①マイクロチップ(ISO基準のもの)の挿入②マイクロチップ後、2回の狂犬病ワクチン接種(少なくとも1か月は期間を置いて2回接種)③2度目の狂犬病ワクチン接種後約1ヶ月で血液採取(狂犬病の抗体値検査)(*ただしブラジルの検査機関で受ける抗体値検査証明は 日本では認められていないのでアメリカ等、 日本が認定する指定国に血液を送る必要あり。 花の場合はアメリカ・カンザス大学の検査機関で取得。)④狂犬病に対する充分な血清抗体値が取得できた場合、 血液採取日から180日間ブラジルでの待機期間が必要。⑤180日経っていれば、「もろもろの書類手続き」を行えば 日本への輸入が可能。この血清抗体値証明は2年間有効。
となっていて、花は日本へいつ帰ることになっても良いように④の180日間のブラジルでの待機期間が終わっていたので辞令が出たときは⑤の「もろもろの書類手続き」をするのみだったのだけれどこの「もろもろの書類手続き」がまたちょっとややこしい。
まずは上記④までが終わっていることを条件にA)日本への到着日「40日前」までに動物検疫所へ届出書を提出して 届け出受理番号をもらうB)帰国40日前までに届け出受理番号を取得したら 指定されたFormA、FormC(3枚)に必要事項を記入。 ちなみに、FormCでは獣医さんの健康診断を受けて サインをしてもらう必要があるのだけれど これはブラジルの場合は日本到着日の10日前までOK。(規定では「帰国2日前」となっているのだけれど 移動時間を考慮して10日前で良いとのこと)C)FormA、Cをすべて記入(獣医さんの健康診断証明を含む)した上で ブラジル政府の裏書をもらう(空港内に施設アリ)のが帰国前10日以内。という流れ。もしこのA)~C)までを輸入手続き経験のある獣医さんに頼むとすると帰国日の50日前までに全てのカルテやら狂犬病抗体値証明の原本やらを獣医さんに渡しブラジル出発1日前に花を連れて再度獣医さんを訪れ(この「出発1日前」というのがなぜか譲れないらしい…日本は10日前で良いと言ってくれているのに)書類をもらうという流れとなりお値段590へアイス(約24,000円)。
でもこれ、いくら経験のある獣医さんとはいえすべて他人任せで出国1日前に初めて書類を受け取るというのはかなり危険…とくにブラジル、間違いなんて当たり前~♪の中で書類に裏書をもらうまでの情報記入をお金を払って他人に任せて本当に本当に大丈夫なのか不安はぬぐえずもし情報量が欠けている書類を持って日本に入国したら花ちゃんは成田で拘留されてしまうことになるのでそれだけは何が何でも飼い主の責任としてぜ~ったいに避けなければならないということで花子家は帰国40日前の届け出申請を自分で行い、届け出受理番号を取得、そしてその後の書類も全部自分で記入して近くの獣医さんに帰国10日前までに健康診断をしてもらって自分で空港に行って裏書をもらうことに決めました。この利点は裏書をもらうまでに全ての記入事項を成田の検疫所にPDFで送って内容の確認をしてもらえること。検疫所に「これでOK。裏書をもらってきてください」と言われてから空港に行くまでまだ数日間余裕がある訳でもしも万が一空港で断られるような場合は保険としてキープした獣医さん(Universal Pet)に頼み込むことにしました。ただし。成田検疫所の人がメールで送ってくれたのだけれど、「ブラジルでは独自のFormAとCがある」そうで記入する内容は同じなのだけれど日本が指定しているフォーマットとは違うものを使っているのが主流なんだそう。だから空港で裏書をもらう際に「このフォーマットじゃなきゃだめ」と言われる可能性があることが全て自分でやることの不安材料かも…来年の1月に日本が指定しているフォーマットを持ち込んで裏書をきちんともらえるのか、もしも裏書を断られそうになっても情報は同じだからときちんと伝えて承諾してもらえるのか、皆様乞うご期待!(と明るく言えるほど心の余裕はないのだけれど)
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