ブラジルの悲しい現実

今日はポルトガル語検定試験の第一日目でした。さっき帰ってきたばかりでまだ頭がぼ~っとしているのだけれど忘れてしまう前に、記憶が捻じ曲げられない前に今日の悲しい出来事について。朝の7時半、一緒にポルトガル語検定を受けるお友達の車に乗せてもらって会場にむかっていたときimigrantes通りに入ろうとする道の車中、(詳しくはよくわかりませんが)少年に銃を突き付けられました。その道には同じく大通りに入ろうとする車たちがいっぱい止まっていて運転手さんによるとその道の脇の木陰から出てきたのは私たちに銃を向けた男の子の他2名。彼らも同じく他の車に向かって銃を突き付けていたそうです。幸いにもお友達の車が防弾車だったこと、運転手さんが即座に車を発進させてその場から素早く逃げさってくれたこともあって私たちは何の被害もなく無事に試験を受けに行くことが出来たのだけれど銃を向けられていた他の車の人たちがその後どうなったのかは知る余地もありません。ほんの一瞬だったからはっきりとは分からないけれど確かに目の前には両腕をのばしてこちらにまっすぐ銃を向けている少年が。年の頃は12歳~18歳ぐらいかな…銃を持つのもお金がないとできないことだから少年たちの単独行動ではなくきっと組織的な犯行で大人たちに銃を渡されてやっていたことなのではないかと、友達曰く。もちろん、ものすごく怖かったしびっくりしたしその後心臓がドキドキしていたけれどまずは無事にその場から脱出できたことに感謝してそして友達と「私たちは今日はツキがある」と思い込むことにしてとにかく初日の試験は無事終わりました。我が家でホッと一息つけることに幸せを感じています。でも何だかスッキリしないのは明日の口頭試験のせいじゃなくてやっぱり今日の銃を持った少年のせい。本当に残念なことだけどこれがブラジルの現実。強盗対策に「お財布を2つ」持って「貴重品を極力減らし」てという基本原則、今一度ご確認を!ランキングに参加しています↓よろしければクリックをお願いします

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