3泊4日マチュピチュへの旅 ~遺跡第1日目~

ウルバンバのホテル内にあるペルーレイルの駅
旅の2日目はここから一路マチュピチュ遺跡まで向かいました。
ホテルのロビーから歩くこと約5分、この駅からの乗車は私たちともう1組のアメリカ人カップルのみ。ホテルでもらったコカ茶をすすりながら「このホテル、何もかもがAmazingすぎるわ」な~んて4人でおしゃべりをしているとすぐに出発時刻の6時50分が。
マチュピチュへはクスコ発、そして私たちの滞在したウルバンバ発のペルーレイルに乗って行くしかなく(詳しくはペルーレイルHP)私たちの列車は次の停車駅「オリャンタイタンボ」にてクスコからの多くの観光客と合流するまで乗客4人だけのとても静かな出発となりました。
トウモロコシ畑や
家畜と共に生きる人たちの生活などを眺め
約2時間半の列車の旅。途中オリャンタイタンポ駅で列車は満席となり車内で配られる軽い軽食をつまみながらインカ道の関所なども見えてきて気分は一気にいざマチュピチュ!
山中には4泊5日でインカ道をトレッキングしながらマチュピチュ遺跡に向かう人たちの姿も見えました。(画面中央右です。小さいですが分かりますか?)
そして定刻通り9時半にマチュピチュ遺跡の麓の村、アグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)に到着。ここからはバスに乗り換えて山頂のマチュピチュ遺跡へ。実は今回の旅、航空券以外は旅行会社を通さずホテル、鉄道、マチュピチュ遺跡入場券などをすべて個人手配で準備した花子家。各種ネット予約でチケットをプリントアウトしてと準備してきたのだけれど、唯一事前にネット予約ができなかったのはこの麓から遺跡行きのバス。だからここでバスのチケットがちゃんと買えるかどうかちょっと心配していたのだけれど
無事購入そしてマチュピチュ遺跡までの約20分のジグザグ道、遺跡の発見者の名前にちなんだ「ハイラム・ビンガムロード」を抜ければ…
来たりけりマチュピチュ遺跡!!
半円形の曲線が見事な「太陽の神殿」それぞれ冬至と夏至の太陽の光が差し込むという東と南東を向く2つの窓が美しく
その「太陽の神殿」の下には斜めに削って造られた岩石がありこの場所にミイラが安置されていたという「陵墓」も圧巻で
そしてこちらは遺跡中に張り巡らされた石の水路と水汲み場。山頂にあるこのマチュピチュ遺跡に遠くかなたの山から石の溝を伝って水を引く高い技術があったというインカ帝国のすごさを目の当たりにしました。
儀式を行う場所、工業地区、居住地区、農耕区域、墓地、などなど各区域にそれぞれ重要な意味をもっていたとされるマチュピチュ遺跡
その未だ多くの謎に包まれている遺跡の1つ1つに諸説がある建造物達ををたどり
古代インカ大帝国の人々に想いを巡らせた私たち
マチュピチュ遺跡からインカ道を約40分歩いて断崖絶壁の真ん中に現れる一体どうやって造ったのか想像すらできない「インカ橋」だって(画面中央、木の橋が架かっています。写真ではその高さをお伝えしきれないのが残念…)
超~必死で見に行きましたさて、マチュピチュ遺跡の入場は午後5時まで。クスコなどに宿をとり日帰りマチュピチュ遺跡見学をする場合は帰りの電車の本数が限られているため、だいたい3時以降になって急に観光客の姿がまばらになりました。今回「マチュピチュ遺跡をじっくり見て回りたい」と思った私たちは2日目は遺跡前の「マチュピチュサンクチュアリロッジ」に宿をとったのだけれど麓のマチュピチュ村と遺跡前のこのホテルの宿泊者のみが味わえる、静かな夕暮れ時のマチュピチュ遺跡は本当に素敵でした。さてさて夕食には
トマトのクリームスープや
チキンスープ
アルパカさんもクセも強くなく
チチカカ湖周辺でもよく獲れるという鱒も美味しくいただき
デザートのトマト3種も甘酸っぱくて超美味でした!
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