「黄熱病」はアフリカや南米の地区で感染する可能性があるとされている蚊に刺されることで吐き気やめまい、発熱などの症状が出る病気。(詳しくはこちらをご参照→厚生労働省検疫所)ブラジル、サンパウロに住んでいるだけなら必要のない「黄熱病」の予防接種。でも来月ペルー・マチュピチュに旅行することになりいろいろ人に聞いたり調べてみたりしたところ現在マチュピチュに行くだけなら「黄熱病」の予防接種は必要ないとされているのだけれど万階一実際にペルーで「黄熱病」の発症が確認された場合には予防接種が必要となる場合もあるらしくまあ、受けておいた方が良いとのことで(旅行会社の人は「絶対に受けておいてください!!」と言っていたけど現在予防接種は義務ではありません)本日予防接種を受けに行ってまいりましたこちらに住む駐在員のお友達に聞いてみるとそのほとんどが日本で黄熱病の予防接種済み。日本だとまず予防接種の日時の予約をして料金(1万円ぐらい?)を払って黄色い紙の接種済み証明カードをその場で受け取る、というしくみらしいけれどサンパウロではちょっと違う。まず日本との大きな違いは予防接種の「予約は不要」そして「料金は無料」だということ。必要な身分証明書(パスポートがベスト)だけを持っていつでも受けることができます。
こちら私が訪れた「Instituto Pasteur de São Paulo」我が家から歩いて10分足らず、パウリスタ大通り沿いにあってとても便利。(Pasteurの詳細やその他、黄熱病の予防接種を受けられる場所はこちらをご参照→Centro de Vigilancia Epidemiologica)
で、中に入ってパスポートを見せて「Febre Amarela」(黄熱病)の予防接種希望を伝えると渡航先、今回が初めての接種かどうかなどの簡単な質問と予防接種の有効期限は10年などの説明を受けそしてすぐに部屋に案内されて接種、で終了!! と思いきや・・・・「その場所ではそこまでで終わり」なのがブラジル、つまり完結しないのです・・・・
予防接種をした「Pasteur」ではこんなカード↑をもらうのだけれど実際空港などで証明書となる「黄色い紙のカード」はその場では発行してくれませんで、次にどんな手順を踏まなければならないかというとインターネットのこちらのサイトpré-cadastroで仮登録をしてその後各空港の窓口にて(詳細はこちら→EMISSÃO DE CERTIFICADO INTERNACIONAL DE VACINAÇÃO)ようやく黄色い紙の証明書を発行してもらうというしくみ。ネットでの仮登録はしなくても大丈夫らしいけれど一応しておいた方が手続きがスムーズになるそうなのでやっておいた方がベター。そして飛行機の出発時刻が早い場合には当日の証明書の発行はできないので前もって空港に行って証明書をもらっておく必要があるのです。(国際空港のグアルリョース空港も国内線のコンゴーニャス空港も証明書の発行は月曜~金曜の8:00-17:00のみ。週末は不可!!)ちなみに「黄熱病」の予防接種は渡航11日前までに接種する必要があります。
・・・とやたら面倒くさい!!!これからブラジルに駐在でいらっしゃる方は特に旅行等を考えていなくても念のため日本で予約してお金を払ってでもやっておいた方がお勧めかと。日本で黄熱病の予防接種を受けた花子家の長は生ワクチンにやられたのか数時間後に発熱して眠りこけていましたが今のところ、私はちょっと頭がぼ~っとしているぐらい・・・
でも今日はワクチンも接種していないのにこんな風に眠る愛犬とともに早めにお休みすることにしますランキングに参加しています↓よろしければクリックをお願いします
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