お留守番の予感に若干ふてくされ気味のお姫様
そんな姫を置いて向かった先はサンパウロから南に約60キロに位置するブラジル有数の港町、「サントス」また、ペレや三浦和良、そして現在ブラジル代表のFW「ネイマール」が所属する名門サッカーチーム「サントスFC」の本拠地としても有名な町ですが
1908年、神戸港から笹戸丸にのって日本からの最初の正式な移民が辿り着いたのがサントス港
1998年、移民90周年を記念して当時の総理大臣橋本龍太郎氏によって建立された記念碑と
桜の木この桜の木が満開の花を咲かせるようになる日まで無事に育ってほしいものです。そして空模様がかなり怪しくなってきてしまいつつも次に向かった先は
レトロな石畳の通り、その名も「Antiga rua do Cafe (旧コーヒー通り)」
コーヒーの輸出で栄えたサントスならではの当時の様子をうかがえる重厚な作りの建物や看板の数々。こちらの看板にはブラジルコーヒーの歴史は1797年に最初の輸出がスタートし1902年から07年にかけて輸出量が最大だったと記されています。そんなブラジルコーヒーの歴史をより知ることができるのが石畳の道の一角にあるこちらの
「コーヒー博物館」(Museu do Cafe)博物館の建物はかつてのコーヒー取引所で1922~1950年まで実際にコーヒーの取引が行われ全国からのコーヒーがここに集まってそして輸出されていったのだそうです。
建物中央にはかつてコーヒーのセリが行われていた大きな広間に議長席とたくさんの椅子
そして天井のステンドグラスと壁画にはブラジルのコーヒー栽培とその取引の様子が描かれていました。
1920年代当時の博物館前の様子やその他にもコーヒー栽培に従事した日系人を含めた移民の人たちの様子などが展示されていてとても興味深い博物館でした。博物館内にはコーヒー豆を買えたりカフェも併設されていて濃ゆ~いブラジルコーヒーをレトロな雰囲気の中で味わうことができるのだけれどその日はあまりに暑くて湿度もかなり高くて冷房の効いていない博物館内のカフェはやめにして向かいのこれまたレトロな雰囲気カフェにて
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