サンパウロの街中をドライブしていると
移民大国ブラジルで日系人が確固たる地位を築いていることが街のあちこちで垣間見られます。
「銀座ビル」なんて漢字が何げなく目に入ってくるのも良くあることで。
そしてサウージ地区には浄土真宗西本願寺別院もあって(すぐ近くに東本願寺もあります)誰でもいつでも中に入ることができてブラジルにいながらお線香の煙を前にしばし心静かな時を過ごすこともできます。(大晦日には除夜の鐘をうって年越しそばまで食べられるんです)このようにサンパウロではいままで日系人の方たちがこの国で築き上げてきた「努力」が「信頼」となって実を結んでいること、そして日本文化がしっかり根付いているので日本から来た外国人として生活していてもほとんど差別的な考え方や人種の違いに嫌な想いをしたことは個人的には今までほとんどありませんでした。
で、先日ふと目にしたこの看板。捕鯨船「勇新丸」の横には「Voce tem fome de que?」~何に飢えているの?~の文字が。
強力な反捕鯨の南米。日本への強烈なメッセージを目の当たりにして世界の中の日本の立場を考えさせられました。ランキングに参加しています↓よろしければクリックを是非お願いします
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