ジャックフルーツとココナッツ

広いCEAGESP(サンパウロ中央卸売市場)のとある一角でお世辞にも良い匂いとは決して言えない匂いがいつも漂っている店の正体は
このジャックフルーツ(通称:ジャカ)のお店です。日本でもよく知られている匂いの強い南国のフルーツ「ドリアン」に似た匂いのこのジャックフルーツ。(「ドリアン」とはまた別の果物らしいけど)サンパウロのスーパーやフェイラでたまに見かけてはいたけれど丸ごと1個で売っていて中身が分からなかったのであまり気にしていなかった。でもこうやって匂いを放ちながら切り売りされているとその強烈さに「食べてみよう!」という勇気はまだ出てこず手始めに手前に売られている甘露煮から試してみようかとも思ったけれどそれも今回はやめて写真に収めるのみにしておきました
ジャックフルーツ(ジャカ)はこんな風に木になっていて(売られているのはもっと茶色く熟しています)
学名は  パンの木の一種の「パラミツ」と言うらしく、 Artocarpus(パンノキ属) A. heterophyllus (パラミツ種)原産国はインドとなっています。詳しくはこちらをクリック→参照:Wikipediaおなじみのイビラプエラ公園で↓見ることができます。
そして市場でジャックフルーツの隣のブースにあるのはココナッツ屋さん。
ココナッツジュースが飲めるようにとココナッツの端をまな板も何も使わず鉈一本で「スパッ!!」っと切り落とす技にいつも見とれてしまう私たち。(残念ながらココナッツジュースもそんなに得意ではないので見物のみだけど)
写真には撮れなかったのだけれど、ジュースを飲んだ後ココナッツの中の実が食べたい人はおじさんが飲み干したココナッツをこれまた鉈1本で(それも手を下に置いて!)絶妙な力加減で「ズバッ!!」っと2つに割ってくれます。(素人が真似したら確実に手が血だらけです…)毎週日曜、食料品の買い出しだけじゃなくちょっとしたエンターテイメントまで楽しめる中央卸売市場。
来週もまたおじさんの技を見に来ようっとFC2 Blog Ranking

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