「オッホッホ。サンタのおじさんだよ。ただ今、南米にてバカンス中なのだ」
「ここはショッピングセンター・イグアテミ。僕たちも一緒なのだワン」
1月第1週を過ぎてもクリスマスの装飾が所々にあるサンパウロ。クリスマスは日本のお正月と同じ感覚なのだからサンタさんもお正月飾りだと思えば不思議ではないのだけれど、お祭り騒ぎのクリスマスの次の日には一気にお正月モードに突入する日本に慣れてしまっていたのでクリスマスも新年もとっくに終わっているのにサンタさんがまだいるのを見るのはちょっぴり違和感を感じてしまう…
先日NHKでユニクロの柳井社長が「日本を離れて外に出ると、日本人のDNAが強く出る」とおっしゃっていたけれど、サンパウロに住み始めて約半年、良い意味でも悪い意味でも「日本ではこうなんだけどな~」という気持ちが以前よりも強くなってきている気がする。
(↑生の胡蝶蘭が活けてあります。超ゴージャス!)最近だんだん気になってきたのがブラジルの通貨の不思議。ブラジルのお金の単位は1レアル(=約50円)の10分の1の単位に「センターボ」があるのだけれど、このセンターボの通貨が「5」と「10」と「50」センターボしか出回っていない。(いちお「1」センターボは存在するらしけど見たことない…)
(ショッピングセンターの写真から変わって「ビンチシンコ」という卸問屋街↑)だから例えば買い物の合計が●●へアイス(レアルの複数形)と48センターボだったとすると48センターボの小銭の支払い方は①50センターボ硬貨を出してお釣りが来ない②10センターボ硬貨4枚と5センターボ硬貨1枚で45センターボだけを支払うの2通りしかないのです。①の支払い方で2センターボのお釣りが来ないと硬貨が出回ってないとはいえ「あれ?2センターボのお釣りは?」と何とな~く損をした気分になるし本当は「48センターボ」なのに「45センターボ」だけしか払わないのはなんだか申し訳ない気分にもなってくる…
(サンパウロ市の中心街の一角↑)「スーパーは1日の売上収支が絶対に正確には合わないだろうな」 とかいろいろ細かいことが気になり始めた今日この頃。自分はかなり大ざっぱな性格だと思っていたけれど、これはもしや細かな所まで気を配れる日本人気質が南米で芽生え始めたのかも?!
(最近お世話になっている近所の生鮮食品直売所↑)いや、そのうち今までの大ざっぱさが更にパワーアップしてしまうに違いない…FC2 Blog Ranking
0コメント